バイタルダンス ネオ・シャーマニズム わたしが猿に出逢った時
こんにちは
Fanaです。
今朝、寝床の中で、ふと懐かしいことを思い出していました。
5年位前のことなんですが、
バイタルダンスのファシリテーターになるための実習クラスで、
わたしは、アニマルダンスで「猿」を担当することになったんです。
えーーー!?猿ですか?
さ、猿かあ・・・・(;´Д`)
「猿」というのは、大地にとても近く、遊び心いっぱいで、
自然の営みの中で、だいじに子を育て、一族をとても大事にします。
そういうスピリットと繋がって踊ることは、
その知恵を受け取ることなんですが、
なにしろ、まだ人前で話すことも、教えることも、踊ることも、
慣れていない上に、
いきなり「猿」ですから(笑)
つい気合が入りますよね。
まず、「これが自分」というペルソナを脱いで、
恥ずかしい、とか、かっこわるい、とか、そういう思考も手放して、
猿、になりきってみなくっちゃね・・・!
って思ったんです。
で、実習ワーク本番の一週間前から、
まずは猿のように生活してみようと思いました。
自宅では、いつも四つん這いで、
口にするものは、水かフルーツジュース、リンゴやバナナ、木の実。
考えてそうした、というより、
自然にそれしか食べられなくなったというかんじ。
当時はひとり暮らしだったので、
話すこともなく、家族に気を使う必要もなく、
インターネットはほとんど見なくなり、
灯りも最小限に、
そして、できるだけ、裸に近い格好ですごし、
一週間、思う存分「猿」でした。
そうこうしていると、次第に野性的になって、
いろんな感覚が目覚めてきたんですよね。
音とか、匂いとか、感触とか、気配にとても敏感になりました。
そんなこんなで、実習ワークを迎えた朝、
急に過呼吸になったんです。
もう、出かける準備をしなくっちゃいけないのに、
身体がぜんぜん動かないんですよね。
お布団の上に転がって、背中が丸まって、
ハーハー、ゼーゼー、言ってるうちに
だんだん動物のうめき声みたいになって、
わー、やばいなあ、って思いました。
「猿」に、全身が乗っ取られた感じ。
その時、ちょうど電話がかかってきて、
「ゼーゼー・・ぅうぉおお」
「だ、だいじょうぶ?」
「・・だいじょうぶじゃない」
「どうしたの?」
「・・猿が・・いま来てて・・・!!」
「しっかりして、ゆっくり呼吸して・・・!」
とまあ、
いま、ここに書くと、かなりまぬけな会話なんだけど(笑)
おかげで、わたしは次第に落ち着いて、
ゆっくりと呼吸をし、目を開き、
猿から、ヒトになり、
2本足で立って、
服を着て、
その日の実習クラスを、無事終えることができたのです。
◆
これが、はっきりとした、アニマルスピリットとの出会い、かな。
(それ以前にも、導いてくれたスピリットはあるのですが、
その話はまたこんど。)
その後、バイタルダンスを通して、
何度もアニマルダンスを踊り、
たくさんの動物たちと出会い、いろんなことを教えてもらいました。
あるときは、
なかなかわかり合えなかった母との深いつながりとか、
またあるときは、
幼いときに亡くなった父の深い想いとか、
おじいちゃんとおばあちゃんの賢さや、
わたしに与えてくれたいのちのつながりとか、
それまで目には見えてなかったことが、
ストンって理解できて、
もう、どうすることもできないと思っていた過去が、
ゆっくりと癒やされていきました。
今月のテーマは「シャーマニズム」
そのなかに、
アニマルスピリットやプラントスピリットとの出会いがあります。
毎週、金曜夜のクラスでも、
ウィークエンド3日間のワークショップでも、
そのダンスを体験していただけたらいいなーと思います。
あ、心配しないでくださいね。
みなさんは、一週間前から四つん這いで生活するとか、
猿に乗っ取られるとか、
そんな体験する必要ないですから!!!笑
新しい世界を冒険するような気持ちで、
さまざまな動物のダンスをすることで、
わたしたちは、それぞれに、
スピリットと繋がって、自分にとって必要な、
生きる知恵と恩恵を受けとることができるんです。
どうぞお楽しみに!!
<新宿バイタル☆フライデーナイトクラス>
11月のテーマが決まりました!「シャーマニズム」
https://www.reservestock.jp/page/event_series/12545
<3日間の深い体験ーバイタル11月ウィークエンドWS>
11/16~18 Vital Shamanism
〜現代のシャーマニズム、バイタル・ネオシャーマニズムのワークショップ〜
https://www.reservestock.jp/events/279248